クリック数ベースのCPC広告「アドセンス」でお馴染みのGoogleが、現在新たな「広告」をテスト中とのことです。
⇒Google、アフィリエイト広告をテスト(ITmedia)
⇒グーグル、Cost-Per-Action型の新たな広告システムを検証(CNET Japan)
A8.net
やバリューコマースなどのASPのように、アフィリエイトといえば「成果報酬型」と言ってもいいくらいすでに主流となった広告形式ですが、これがGoogleが始めるとなるとニュースになってしまうのですから、その影響力はさすがですね。
Google広報によれば、これはアドセンスと競合するものではないとのことなので、アドセンスと同じページに広告掲載できることになるようです。
詳しい仕組みなどはまだ公式アナウンスされてないようなので何とも言えませんが、サイト運営者にとってはおそらく今ある「紹介プログラム」と同様の方式になるのではないかと思います。
しかし考えてみると、この成果報酬型広告が始まることで懸念される問題がいくつかあります。
第一に、現在アドワースに出稿されている広告主が、この成果報酬型に移行するのではないかということです。
Googleによると「この2つの広告は競合するものではない」とのことですが、広告主の立場からすれば「クリックのみで課金される」アドワースより、やはり直接顧客獲得につながる「成果報酬型」に移りたいと考えるのは、ごく自然な発想ではないでしょうか?
仮に、多くの広告主が成果報酬型に移ったとします。
そうなると、入札で金額が決まる仕組みのアドセンスでは「クリック単価が下がる」恐れがありますよね。競争相手が減れば単価が下がるのはごく当然のことですから、今のような高単価のクリックは発生しなくなるかも知れません。
もうひとつ気になること。
成果報酬型広告といえば、大抵のサイトでは「対象となる商品の魅力」をアピールしていますよね。「この商品はすばらしい」「こんな魅力がある」などなど。
ところがグーグルのアドセンスでは、ご存じのようにクリック誘導は禁止されています。紹介プログラムでさえ「みんなもFirefoxを使おう」とか「Picasaはとっても便利」などの文言を書いたら警告が来る可能性があります。
そう考えると、新たに始まるこの成果報酬型広告でも、それら文言の使用はNGになる可能性があります。
これら競合しない2種類のGoogle広告を同じページに貼って、「こっちは誘導NGだけどこっちはOK」というのは、グーグルの厳格さから考えると現実的ではないですからね。
あくまでも私の勝手な想像なのでどうなるか分かりませんが、できればそのような制限はしてほしくないところです。
ほかにも「広告の選択方法」や「アドセンスのように、ソースの張り替え無しで済むのかどうか」などの疑問点はありますが、現在の情報ではまだ何とも言えません。
このニュース、続報あったらまた書きたいと思います。
⇒A8.netってどんなASP…?